主人公「勤務時間…本当にどうにかならないかな~」
主人公「朝は始発で出勤。夜は終電で帰宅…。そのせいで子供と遊ぶ時間も、話す時間もない。妻と最後に話したのも先週の日曜日以来…こんな時間で働き続けたら家庭が崩壊してしまう…転職、しようかなぁ」
主人公「すみません!○○町5丁目-2-56までお願いします」
ベテランタクシードライバー「はい、かしこまりました」
主人公「はぁ…電車で寝てしまったせいで乗り過ごしてしまった…本当についてない…」
ベテランドライバー「大分お疲れの様ですね…」
主人公「え?あー…はい。運転手さんにもわかる程でしたか?」
ベテランドライバー「これでも色んなお客様を長年乗せておりますので、雰囲気やお顔を見ればすぐにわかります」
主人公「ははっ、そうなんですね…」
主人公「俺、実は仕事の勤務時間でずっと悩んでいるんです。やっぱり仕事を変えた方がいいのかなって…」
ベテランドライバー「そうだったんですね…」
主人公「タクシーの運転手さんも結構大変でしょう?」
ベテランドライバー「タクシー会社は時間や自由度が高いので、プライベートも充実させられますよ」
主人公「そうなんですか!?」
ベテランドライバー「タクシー会社によっては、もしかしたら勤務時間が長い所はゼロとは言い切れませんが、私の会社はそこの心配はないので非常に働きやすいです」
主人公「へぇ…!」
主人公「!」
ベテランドライバー「もし気になるようでしたらご相談ください」
主人公「…ありがとうございます」
主人公「タクシードライバーかぁ…」
主人公「長時間労働で収入が低いってイメージだったけど、違うのか?」
主人公「いや、でもあの運転手さん…全然そんな感じに見えなかった。むしろ俺よりも活き活きして元気だった気がする…」
主人公「…とりあえず今の環境を変えたい気持ちは強いし、応募して話だけでも聞いてみようかな?」
代表「芙蓉交通株式会社の八木と申します」
主人公「よろしくお願いします」
代表「この間は弊社をご利用いただきありがとうございました。ドライバーの方からお話は少しお伺いしております」
主人公「えっ」
主人公(あの運転手さん…俺のこと気にかけて話してくれたのかな…?)
主人公「あの…僕第二種免許は持っていないんですが…」
代表「弊社では、第二種免許の研修も行っていまして、合格するまで費用は全額サポートしていますのでご安心ください」
主人公「ぜ、全額負担してくれるんですか!?」
代表「はい、もちろんです!それでは早速面接に入らせていただきますね」
八木「良ければ転職したきっかけをお聞きしても良いですか?」
主人公「今の会社の勤務時間にずっと悩んでいたんです。そのせいで嫁ともコミュニケーションを取ってないですし…なによりも子供と遊んだり会話をする時間も全くなくて…」
八木「そうだったんですね…」
八木「弊社では休憩時間はもちろん、お休みも月に6日から8日しっかりと取ることができます。勤務時間は決まっており、残業はほとんどありませんので、ご家族との時間はもちろん、お休みもしっかりあるのでプライベートも充実させることができますよ」
主人公「そうなんですか!?」
八木「はい!」
八木「これで説明は以上となりますが、他にご質問などはありますか?」
主人公「先ほども少しお話がありましたが、勤務時間ってどんな感じになるんでしょうか?」
八木「運転手さんのペースで休日や休憩時間などのシフト等を自由に設定できます」
八木「シフトは、
【隔日勤務】 8:00 ~ 翌2:15 (シフト制) (実働14時間15分 / 4時間休憩) ※翌日は「明け休み」
【日勤】 6:00 ~ 16:00 (実働7時間00分 / 3時間休憩)
【夜勤】 18:00 ~ 翌4:00 (実働7時間00分 / 3時間休憩)
があり、時間や曜日を選べますので、入社後にご要望などがあれば詳しくお伺いします」
主人公(ここなら自分の時間もしっかり作れそうだ…)
主人公「一生懸命働きますので、是非よろしくお願いします!」
八木「ありがとうございます。後日採用の合否のご連絡をさせていただきますね」
八木「是非一緒に頑張りましょう!」
主人公「はいっ!よろしくお願いします!」
主人公N『そして入社後、先輩運転手さんと同乗研修をしながら、色んなことを教わったり、第二種免許を取ったりと頑張った』
主人公「ありがとうございました!お気をつけて!」
主人公N『そして今は、会社の中でのドライバーの中で売り上げ上位になるほど実力をつけ、タクシードライバーとして活躍している』
主人公(芙蓉交通株式会社は頑張った分だけ稼げるし、何よりもずっと望み続けていた自分の時間も作ることができている。あの時俺に声をかけてくれ、会社を紹介してくれた人は、俺の恩人でもあり、ドライバーとして一番憧れている存在だ)
主人公「芙蓉交通株式会社に転職して本当に良かった…!」